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医療支援部門
放射線科では各診療科から依頼されるさまざまな画像検査を24時間体制で行っています。良質な画像を提供できるよう日々学習をしてスキルアップを目指しております。少ない被ばくで検査が行えるように被ばく低減にも取り組んでおり、皆様に安心して検査を受けていただける様心がけています。
頭部・胸部・腹部撮影や整形外科関連撮影など、全身のX線撮影を行っています。当院では、令和5年よりフラットパネルを導入し、従来の装置より、低被ばくで精度の高い画像の提供が可能になりました。
マンモグラフィーは視触診では判らないような早期の小さな乳がんを見つけることができると言われています。撮影時には乳房に圧迫を加え、乳腺組織が均一になるように撮影する必要があります。高精細のデジタル撮影が可能な最新の機器を導入し、医療用の高精細モニターでの診断を行っています。
デジタル透視装置(DR)を用い、胃や腸などの消化器や骨、関節等を透視し、その様子をリアルタイムにTVモニターで観察しながら画像を撮影する検査です。胃がん・大腸がん検診をはじめ、透視検査及び造影検査を行っています。
身体の周りからX線をあて、輪切りの画像を撮影する検査で、各種疾患の発見および診断に威力を発揮します。当院のCT装置は高速スキャンが可能な64列マルチスライスCTとなっており、検査時間の短縮、緊急を要する場合の対応も可能となっています。また、ワークステーションを使用して骨や血管などの3D画像の作成も行って診断に用いています。
MRI検査は強い磁石の力と電波を利用して、体の様々な種類の面像を得ることが出来る検査になります。全身のどこでも撮像可能ですが、当院では特に脳外科領域と整形外科領域の疾患において多用されています。脳外科領域では造影剤を使用せず血管を描出し観察することが可能です。また、レントゲン検査のように放射線を利用しませんので被ばくの心配はありませんが、金属物の持ち込みに関して厳しい制限があります。
血管撮影検査とは、足の付け根や肘からカテーテルを血管内に挿入し、目的の血管の近くまでカテーテルの先端を誘導し、そこから造影剤を流して血管の形態や走行、臓器の腫瘍などの血流動態を撮影し診断を行う検査です。近年ではカテーテルの先端にあるバルーンを使って狭くなった血管を膨らませ、再度狭窄しないようにステントと呼ばれる器具を挿入して、血管の壁を補強するといった血管内治療も行っています。
骨塩定量検査は骨密度と骨量を測定する検査です。日本では骨粗鬆症の患者は年々増加傾向にあり推定1300万人が罹患していると言われています。(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年度版より)骨粗鬆症の方は椎体や大腿骨近位部などの骨折を生じやすいと言われており、当院の検査においても腰椎と大腿骨近位部で測定を行っています。
超音波検査は超音波と言われる高周波数の音波を体の表面に当て、体内より跳ね返った音波を電気信号に変え画像化する検査です。放射線や磁力を使用しないため特に制限なく検査を行う事ができます。検査時は、機械と体表面の間に空気があると超音波が伝わりにくくなるため、隙間を埋めるジェルを塗って検査を行います。当院では温めたジェルを使用し、検査後も温かいタオルで拭き取っております。
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