〇 専門分野
消化器外科一般
上部消化管(食道・胃)外科
胸・腹腔鏡手術
がん化学療法
〇 資格
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本食道学会 食道科認定医、食道外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
令和6年度に周南記念病院に入職いたしました北原正博と申します。平成17年に浜松医科大学を卒業後、2年間の初期臨床研修の後に山口大学消化器・腫瘍外科学講座に入局いたしました。その後徳山中央病院、岩国市医療センター医師会病院での勤務を経て山口大学に帰学いたしました。大学では上部消化管診療グループに所属、主に食道疾患に従事いたしましたが、広く消化器疾患の診療にあたりました。教室ではがん免疫療法と血中循環cell free DNAの研究に従事しました。その後関門医療センターへと異動し、6年間消化管癌を中心に、特に専門にしています胃癌食道癌診療、内視鏡外科(腹腔鏡、胸腔鏡)手術にあたりました。この時に山口大学医学部附属病院、関門医療センターでの診療経験をもとに日本食道学会食道外科専門医資格(2024年1月現在県内5名、全国317名)を取得しております。そしてこの度、周南記念病院での勤務の機会をいただきました。
手術治療は、薬物療法などにはない根治性を持っている一方で、患者さんへの侵襲を伴う治療でもあります。手術を行うに当たってはその利点と欠点を患者さんに十分に理解して受けていただけるよう丁寧な説明を心がけます。周南記念病院消化器病センターの一員として周南地区の方々の医療に少しでも貢献できるよう、頑張っていきます。今後とも、患者さん一人ひとりの立場、価値観を尊重し、共に病に向き合っていくつもりで診療させて頂く所存です。ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。