超高齢化社会を迎える中、地域の基幹病院として、 急性期医療を維持しながら、患者様の状態に応じた適切な医療サービスの提供を心がけ、今後もよりいっそう地域医療の充実に取り組んで参ります。
入院治療後、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への復帰に向けた医療や支援を行う病棟です。 これは、リハビリや退院支援など効率的かつ高い密度の医療を提供するために必要な厳しい施設基準をクリアして国から許可を受けたものです。主治医・看護師・リハビリスタッフ・医療相談員等の専門スタッフが緊密に連携して、ご自宅等への復帰をめざす患者様の在宅復帰支援を行ってまいります。
在宅あるいは介護施設に復帰予定の方で、主に次のような患者様が対象です。
1. 急性期の入院診療(手術・肺炎・発熱・外傷など)により病状は改善したが、もう少し治療・経過観察等が必要な方。
2. 入院治療により病状は安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方。
3. 在宅での療養準備が必要な方。
地域包括ケア病棟をご利用していただく場合は、一般病棟に入院後、医療スタッフの判断により、患者様やご家族へご提案をさせていただき、「地域包括ケア病棟」へ移動して、継続入院となります。
地域包括ケア病棟では、患者様のご家族を支援するため一時的なレスパイト入院の受け入れを行います。